アンポンタンの映画・ドラマ・番組・アニメ解説(Movie · Drama · Program · Animation Commentary)

見たくなる映画・ドラマ・番組・アニメ解説をしていきます(^^)/見たことがある方も、これから見る方も参考になる内容にしたいと思っています‼

メアリと魔女の花(Mary and The Witch's Flowers)

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【アンポンタンの見たくなるアニメ映画】 

 11歳のおてんば娘、メアリ・スミスがある日、魔法が使えるようになり、いろんな人を巻き込んでいく話です。もし、突然魔法がつかえるようになったら、あなたはどんな使い方をするでしょうか(^^♪

 ストーリーは、ある日、メアリが住む赤い館を訪れた12歳の少年ピーターと出会います。彼の飼い猫ティブとギブを追って森に辿り着いたメアリは、「夜間飛行の花」を見つけて、1輪を赤い館に持ち帰ります。翌日、ティブを追って再び森に来たメアリは、大きな木にうずもれている「ほうき」をみつけて、「夜間飛行の花」をくわえていたティブがメアリに投げつけたことで”花の汁”がメアリの手についてしまいます。そして、青い光と共に握っていた「ほうき」が動き出して、メアリとティブを乗せたまま空高く舞い上がると、厚い雲の中にある”魔女の国”に入っていってしまうのですが・・・。

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                   (C)2017「メアリと魔女の花」製作委員会

 2014年末にスタジオジブリの制作部が解体され、「借りぐらしのアリエッティ」と「思い出のマーニー」を手掛けた米林宏昌監督と「かぐや姫の物語」と「思い出のマーニー」のプロデューサーの西村義明が共にスタジオジブリを退社します。新作映画をつくるために2人を中心とした2015年に”スタジオポノック”を設立し、「メアリと魔女の花」は同スタジオの第1作目となります。本作を制作するにあたって、ジブリ作品に関わったスタッフが約8割集まり、まさに「”ジブリの意志を継ぐ作品”をつくるのだ」と米林と西村が意気込んで制作を中心的に進めました。

 ジブリというブランドから抜け出して制作された作品ではありますが、イメージは「魔女の宅急便」と「ハウルの動く城」を一部合わせたような作品にしあがっています。大半が元ジブリスタッフで制作されたこともあり、オリジナリティにはやや欠けますが、スタジオジブリと同様に主に手書きで制作されていますので、絵のタッチの柔らかさや暖かみを感じることができます。

 魔法を手にしたメアリはどういう行動にでるのか?そして、一度得たものを失ってしまい、人の弱みがあらわになったとき、それでも前に進むには何が必要なのか?シンプルだからこそ、”メッセージ”も分かりやすい作品になっているのではないかと思います。是非見てみてくださいね(^^)/   byアンポンタン

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メアリと魔女の花

メアリと魔女の花

  • Hiromasa Yonebayashi
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