ルーム
【アンポンタンの絶対見たくなる映画解説】
もし、あなたが今いる「リビング」「寝室」もしくは「自分の部屋」で一生を終えることになったらどうでしょうか?果たしてそれに耐えられますか?
そんな気持ちをかかえた母親と、その部屋以外を知らない息子が一緒に生活していくお話です。
本作は、2015年度アカデミー賞主演女優賞を獲得し、作品賞、監督賞、脚色賞にノミネートされています。監督はレニー・エイブラハムソンで、母親役をブリー・ラーソン、息子役のジャックをジェイコブ・トレンブレイが演じています。
母親のジョイと息子のジャックは、小さな部屋で小さな幸せを感じながら生活していました。ジャックはこの部屋で生まれ、5歳までの間にこの部屋から外の世界に出たことがありませんでした。母親のジョイに「世界はこの部屋がすべて」と教えられていたのでジャックにとってそれはごく自然なことだったのです。しかし、ジョイにとっては違いました。何年もこの部屋に監禁されているのです。ある日、ジョイは「この部屋の外にはもっと大きな世界がある」とジャックに告げます。そして、この部屋から抜け出す計画をはかるのですが・・・。
注目するべきは、ジャックが外の世界に出たらどうなるのか!?数年間監禁されていたジョイが元の世界に戻るとどうなるのか!?そして二人の関係はどうなってしまうのか!?といったところでしょうか。まさに、人間の強さと弱さを同時に体験できる映画だと思います。そして、暖かさも。
しかし、この映画を見て感じたのは自分自身もこの部屋のような狭い世界で生きているのではないか!?と実感させられる部分です。皆さんは常識、ルール、様々な囲いでつくられたこの世界の外側に出てみたいと思いませんか?是非この映画を見て、勇気をもらってください‼
今すぐ見たい方は ⇩⇩⇩⇩⇩
byアンポンタン